当初はA級予選の方だけ出るつもりで考えてましたがちょっとした経緯
でB級予選にも参加。A級予選前に通過してしまえばそれでよしである。
ところがB級予選の方は全くの絶不調。1回戦だけでその日の調子が
最悪である事が分かったので後半は翌日に向けての戦い方を考えながら
打つ事に専念。午後の部の再挑戦も参加しませんでした。
そして明けてのA級予選。この日も1回戦だけは様子見のつもりで一晩
たってどれくらい運が回復したのか一局ごとに調子を図りながら打つ。
前日に比べたら配牌もツモも悪くなく、狙い通りのアガリもあがれてい
たがトップを取り切れず微妙な2着スタート。
続く2回戦は三倍満親カブリするも2着で凌ぎ、3回戦は出だしで跳満
あがるも終わってみればツモで点棒けずられ3着。
4回戦目は卓内に3連勝の方がいたので奮起して初トップ。
4回戦が終了した所でボーダーを調べるとここまでの通過ボーダーは約
60ポイントとの事。
ここまでラスはないが大きなトップもないので自分は最終戦5万点以上
のトップが必須条件となる。卓内には+50以上の方が1名。
少なくともターゲットはこの人よりも着順で上にならなければならない。
東場は着々と加点することが出来、またターゲットの方が連続放銃で理想
的な展開。目標条件満たすまであと1万点近くとなり南場へ突入。
運命の分岐点となったのはトップ目で迎えた南2局。上家の親リーチに
対し、自分の手は全く戦える状況でなかったので手堅くオリて撤退。残り
それぞれツモ一巡となった所でまさかの海底ツモで6000ALLをツモ
られ2着に転落。
海底前に対面から出た役牌を鳴こうと思えば鳴けて親の現物を切れたのに
自分のツモ番が終わったと牌を伏せる準備までして完全に油断してました。
麻雀は攻撃や守備以外にも出来ることはたくさんあるんですよね。自分が
あがれないのであれば他人もあがらせないようにすればいい。
ちょっとした仕事をする事で無駄な失点を回避出来たはずであった。
結果、22312で+40.6で終了。

前日に比べたらだいぶマシな成績になりましたが今年のマスターズは終了。
負けはしましたが強い人相手に久々に手が震えたりするような緊張感の中
で対局が出来て楽しかったというのが素直な気持ち。
来年また挑戦するかは決まっていませんが、タイトル戦はおそらく王位戦
1本に絞る事になるでしょう。
アマチュア通しでも実力を知ってる人ばかりだと好カードになると思わず
観戦したくなりましたね。(苦笑)
マスターズ終了後に会場で北関東リーグや新春杯に出てましたよね?と声
をかけてくださる方もいて、これまで自分が行ってきたことが誰かに見ら
れていたんだなという事を実感。自分以外の他人の麻雀に少なからず影響
を与える事が出来ていたのであれば嬉しいものである。