2013年08月24日

第24期チャンピョンズリーグ決勝観戦(2013/08/18)

18日ロン2ファン感謝祭終了後、じゃん亭NOBUからタクシーを
拾って何人かのマイミクさんらと向かった先は四ツ谷道場。

この日は第24期チャンピョンズリーグの決勝戦が行われていた。
決勝戦のメンツは3度目の優勝を狙う藤原隆弘プロ、2度目の決勝進出
となる藤井すみれプロ、そして初タイトル獲得を目指す蒼井ゆりかプロ
三好直幸プロ。

チャンリーの決勝戦を観戦するのはこれで2度目。
会場に到着した時には既に4回戦が終了し、残すところは最終5回戦
のみであった。

ここまでの成績に目をやると藤原プロがALL連帯で頭一つ出ていた。
格が違う元Aリーガーなので展開は予想していたが2位の蒼井プロとの
差は約28ポイント差で全く逆転の目がない訳ではない。
最終戦は健闘していた女流プロ2人の手が見える位置にて観戦してみる。

・東1局 起家 蒼井プロ ドラ6

親の蒼井プロがまずは慎重に藤井プロからダマで11600討ち取り。

 二二三三四34578966 四ロン

・東1局1本場

最終戦で蒼井プロに悔やまれる放銃があったと言えばこの局。
序盤から三好プロが中張牌をバラ切り。ドラまで河に並べている所
を見るとチャンタ手は明らか。
そこへ468と索子のリャンカンで待っていた蒼井プロの打牌選択。
結果的には4も6当たりだったのだが、この場面では端牌の8索の
方が危険度が高いので切ってはならない場面だったように思う。
痛恨の跳満12300の放銃となり原点を割る。

・東2局1本場 ドラ(3)

最終戦やや強引な攻めが目立った藤井プロが蒼井プロのリーチ後に
ドラ(3)を打ち出し7700(8000)の放銃。

・東3局 ドラ6

藤原プロがリーチ後、一発で2000・3900のツモあがり逃げ
切り態勢に入る。

 五五八八八34678456 ()ツモ

・南2局2本場 ドラ四

一度は引き離された蒼井プロが以下の手牌で満貫をツモリ追いすがる。

 二二二四四456678發發 發ツモ

・南3局 ドラ一

蒼井プロのリーチに三好プロが2600放銃し、いよいよ最終局。

 一二三34567567南南 ()ロン

この時点での点棒状況は以下。
藤原プロ:326 蒼井プロ:476 藤井プロ:103 三好プロ:295

最終戦始まる前にあった28.4ポイント差はこの時点で13.0差
まで縮まっており、逆転に向けて現実的な数字になっていた。

・南4局 ドラ六

藤原プロは全力をもって降りるので蒼井プロには条件を満たした自力
でのツモが必要とされる。ドラ含みの混一色で狙いは良かったものの
字牌の南は藤井プロと持ち持ち。以下の手牌は成就する事なく流局。
道場長、藤原プロの3度目の優勝で第24期チャンピョンズリーグは
幕を閉じた。

 一二三四五六八八八九九南南

やっぱり決勝戦を見ると刺激を受けますね。最後まで目が離せない決勝
戦でしたが、局面をしっかり読み、のらりくらりと巧みにゲームを運ぶ
藤原節の冴えた麻雀は結局、ノートップで優勝という珍記録を樹立。
面白いものを見せてもらいました。

ファン感謝祭後に全く雰囲気の違う対局を見て、ワイワイガヤガヤ話し
ながら麻雀するのもいいが自分もどちらかと言うとこういうストイック
に真剣勝負出来る場に身をおいて戦いたい。と強く感じた瞬間でした。

選手の皆さんお疲れ様でした。
見れなかった決勝戦の模様は増田プロが観戦記を書くという事なので、
期待して待ちたいと思います。
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posted by MATSU at 09:53| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする