2009年09月07日

北関東リーグ最終節。

夏の残暑の日差しが照りつける群馬県高崎市。今年の春から参戦してきた前期
北関東リーグもいよいよ最終節を迎える。今日の対局が終了した時点で準決勝
進出者(プロ上位4名、アマ上位4名)が決定する。
4節終了時点で自分はアマ2位。4位とは100近くポイント差があったので余程
のマイナスを叩かない限り安泰のハズであったのだが・・・。

★1回戦
 対戦者:大川哲哉プロ(三段)、元木伸明プロ(二段)、境野さん(一般)

 元木pとは意外にも北関東リーグ初対戦。その元木pが序盤から噴いて4万
 点オーバーで迎えた南2局親番。終盤役なし聴牌で待っていた所にハイテイ
 で元木pから当たり牌が打ち出され「ロン!」。が、しかし同巡で大川pが
 その牌を切っていたexclamation&question 痛恨の公式戦初の振聴ロンどんっ(衝撃)
 その後も和了りは2900の1回のみで全く手が入らずツモられ貧乏。
 役なし聴牌中に何度も当たり牌が出て1回戦でこの日のツキのなさを悟る。

 12300 3
 得点:▲17.7 順位点:▲4  合計:▲21.7 ぺナ:▲20.0 

★2回戦
 対戦者:藤崎智プロ(七段)、小川尚哉プロ(三段)、須長正和プロ(二段)

 東パツ小川pの満貫スタートから始まるが藤崎pが終始安定した和了り連荘を
 見せトップを維持。須長pが3000・6000ツモで2位に浮上し、南2局藤崎p
 の連荘中で時間制限の50分を経過し残り1局。3着目の小川pと600点差。
 テーマをラスぺナ回避に切り替えるも小川pに逃げ切られ結局ラス。

 23200 4
 得点:▲ 6.8 順位点:▲8  合計:▲14.8


★3回戦
 対戦者:岸部智彦プロ(四段)、荒牧冬樹プロ(初段)、尾池さん(一般)

 北関東参戦プロで唯一まだ未対戦であった荒牧pと初対戦。これで今節までに
 全てのレギュラープロと対戦した事になる。東1局、荒牧pの親番でスタート
 し上家の捨て牌が中張牌バラ切りだったので字牌を早目に処理しようとした所、
 白・筒子と仕掛けに入った岸部pに東が間に合わず混一色、対々和、白、東の
 12000放銃。これで集中力がどこかでプッツリ切れてしまいオーラスでは
 順位の変わらないアガラスで自ら窮地に追い込んでしまう。
 
 20100 4
 得点:▲ 9.9 順位点:▲8  合計:▲17.9 


★4回戦
 対戦者:松崎良文プロ(四段)、高橋信夫プロ(初段)、浜さん(一般)

 3回戦までの合計が想定外の▲74.4。これまで積み上げてきた貯金も溶け
 まさに崖っぷち。自分だけ狙われてるんじゃないかという錯覚に陥り十段戦の
 大橋pのまさかの敗退が脳裏を過るが、もう一度気合いを入れなおす。
 最後の相手は自分が最もよく知っている相手の浜さんと対戦。病み上がりの浜
 さんはこれまでの鬱憤を晴らすかのように3回戦で役満、四暗刻を和了るなど
 気分をよくしている。準決勝出場条件のアマ4位以内の可能性も見えてきた所で
 直接対決。全員トップの可能性を秘めたオーラス。 高橋pの立直後にすぐさま
 ドラ含みの七対子を聴牌し、同点トップだった松崎pを沈める意地のAトップ。

 41800 1
 得点:+11.8 順位点:+12 合計:+23.8 

 第5節合計:▲30.6+ペナルティ▲20=▲50.6(総合 35.6)


★成績発表
 まるで勝った気がしませんでしたが何とかアマ3位で準決勝進出。ここまで一緒
 に戦ってきた浜さんも4位に浮上し、2人準決勝に駒を進める事が出来ました。
 準決勝の組み合わせも決まり自分はアマ1位、第26期十段戦ファイナリストの
 吉田幸雄プロ、第33期王位戦ファイナリスト小川尚哉プロと対戦する事に決定。

 麻雀の神様は簡単には勝たせてはくれませんでした。最後は本当に苦しい対局で
 わざわざ遠くから足を運んで観戦しに来てくれたマイミクさんや対戦者の方にも
 申し訳ないくらい酷い内容の麻雀で反省材料もてんこ盛りでした。
 しかしこれである意味、膿も出された事でしょう。
 天国も地獄も体験出来たここまでの経験を活かし、今の自分に出来る精一杯の力
 を出し切り準決勝に臨みたいと思います。


posted by MATSU at 01:27| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする