日刊ゲンダイ杯も今月でいよいよ最終節を迎える。
現在トップは優勝候補本命の二階堂亜樹プロ。いままで
フリーでの対戦成績は0勝3敗と未だ勝ち星なし。
一番倒したいプロと優勝が決まるかもしれないという大事
な舞台の上で対戦できる事がこの上なく嬉しく気合も十分
に入っていた。
その最終節の舞台となったのは御茶ノ水キャッツアイ。
まずは亜樹pの2回戦で同卓。南2局で自分、親の怒涛の
連チャンで他の3人を引き離すもオーラス、親の亜樹pも
負けじと連チャンで猛迫。手の内に場風牌暗刻でオタ風を
一鳴きしてもダメ、対面の亜樹pの一打目、自風牌の西を
一鳴きしてもダメ、あがり切れない。2万点以上離れてい
た点差があっという間に4400点差まで追い詰められる。
しかし救いの手は下家が差し伸ばしてくれました。ラス目
から満貫出アガリ激戦に終止符。亜樹pにリアル初勝利

◆2回戦
自分:


そして運良く4回戦にも同卓することが出来ました。
東場は接戦のまま大きな点棒の動きもありませんでしたが
またしても南2局、自分親でブレイクし、4万点超えで迎
えたオーラス。前局は勝ちを急ぐあまり自分の麻雀を見失
いかけましたが、今度は下記の手牌で静かに亜樹pより
ダマで2600討ち取り有言実行の有終の美を飾ることが
出来ました。(1枚目の中はスルー)
12(123678)一二三中中 3ロン
◆4回戦
自分:


この日まだトップのなかった亜樹p、流石に表情も暗く
なっていたので亜樹pを励まし、最後の対局は友人に任
せて自分は観戦に回り見届けることに。
最終5回戦オーラス、2着目の亜樹p。トップとの差は
僅か1900点。下記の牌姿で6巡目立直。ドラB
34456(567)二三四七七
数巡後、見事に5索ツモり、満貫まくりトップ。流石です。
これで亜樹pの全ての対局が終了。あとは2位の宮内pの
結果次第といった所か。
これが日刊ゲンダイ杯最後のプロとの対戦になるかもしれ
ませんが、自分との対戦の結果がプロの成績に反映される
というのはなかなか面白いですね。真剣勝負してくださった
プロの方々に感謝。ありがとうございました。
初代チャンピョンは誰になるのか優勝の行方を見守りたい。
<日刊現代杯 対戦成績6勝1敗>
【05月】自分(1)優木 美智p(2)ZOO吉祥寺
【06月】自分(2)二階堂瑠美p(3)ZOO池袋
【07月】自分(3)黒沢 咲p(1)ZOO吉祥寺
【08月】自分(1)田村りんかp(4)ZOO新宿
【09月】自分(1)宮内こずえp(2)ZOO池袋
【10月】自分(1)二階堂亜樹p(2)キャッツアイ
自分(1)二階堂亜樹p(3)キャッツアイ
二階堂亜樹プロ

